大島がんばらんば日記
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月別: 2010年7月

『皆様いつもお世話になっております』 製品保証部アフターサービス課 下峰 ひろみ

こんにちは 皆さん。
製品保証部 アフターサービス課の下峰です。
アフターサービス課での主な業務についてご紹介致します。
ここでは、弊社にて建造された船舶が船主殿へ引き渡されてから1年間の
就航期間中に発生した不具合を解決させるべく、日々対処させていただい
ている部署です。

簡単に申し上げると、各船において正常な使用状況の下で不具合の生じた装備品や装置に
ついて、船舶管理会社殿や各船船長殿等より不具合報告があった際に、弊社の保証項目と
して取り扱われるべき事項と判断される場合、予備品の支給を行ったり、必要となれば適宜
いずれかの寄港先にて技師が訪船し修理を行います。また、保証期間中である引渡後1年以内
に解決できない問題があった場合、就航後最初の定期検船(船の仕様により異なりますが、
ほとんどが引渡後3年以内に行われます。車検のようなものです)の際に技師が訪船し、
解決させていただくこともあります。 私自身は実際に船へ出向いて実作業を行う事はなく、
事務所にて対応させていただいております。

A/Sスタッフです。プラス部長&次長の計8名です。


到着した予備品を確認します。


梱包作業は、工作部生産管理課材料係の松尾さん(右)・冨永さん(左)にお願いしています。


梱包完了後、サイズ・重量の計測を行い、必要書類と共に発送します。

こちらアフターサービス課では、今後は実際に訪船して作業を行ったスタッフによる、
各訪船先ご当地(国内外)ならではの出来事、珍道中、食にまつわる話 等々、盛りだくさん
でお届け致します。 ご安全に!!

『トマトの味って』  農産事業部技術科 玉越賢太郎

その日はもうすぐ3歳になる娘と柑橘類や大島トマトの食べ比べ。
農産事業部の仕事上、なかなか休みも取れないので子供にとっては就寝直前の夜9時から
の開始となった。

『清美』『マーコット』『不知火』『温州』『日向夏』『甘夏』『河内晩柑』の順で食べていっ
た。後に行くほど酸味も増していったが、いずれも糖度は11~14度と高く、外観ともにレ
ベルは高い。

最後に大島トマト。糖度は10度で立派なフルーツトマトである。
味は濃いので、美味しさでは日向夏と甘夏の間くらいと感じていたが、娘のフォークは止
まっていた。
「こっちの方が甘いからトマトまだ食べてみる?」
「※もう食べてみらん」
最近唇が荒れているらしく、そう言えば甘夏くらいから酸味が強くやや食べづらそうだっ
た。

大島トマトはファーストという種類のトマトを使っている。桃太郎などと比べると酸味が
あり、ゼリー部分も少ない。そのため、甘味と酸味のバランス、粘質の食感が美味しいの
だが、最近は、「甘い=美味しい」であり、まして子供には酸味は嫌われる。イチゴがいい
例である。やっぱり甘いだけがいいのか・・・。

酸味と旨味が分からないとは「子供め」と思ってはみたものの、苦労して栽培しているだ
けに、『口にしみるトマト』と言われるとやはりショックであった。

※「もう食べてみらん」→「もう食べない」の意味

『こんな船も考えています!』 戦略的船舶技術研究開発本部 石田伸一郎

ご安全に!
入社5年目の石田です。

戦技本部(戦略的船舶技術研究開発本部)が発足して
もうすぐ1年が経とうとしています。
検討が終了した案件、すぐには結果が見えてこずに
長いトンネルの中を歩んでいる案件もありますが、
社内外とコラボしながら、こつこつと頑張っています。

今日は数々の案件の中から、社外と共同プロジェクトで
計画している、ちょっと変わったエコシップの一つを
ご紹介したいと思います。

完成想像図ですが、ご覧の通り、この船には帆船のような帆があります。
この帆に風を受け、風エネルギーを”主”とし、不足分を
”従”のエンジンで補い、”帆主機従”により必要な推進力を
得ることで、燃費を半分以下にしようという船です。

硬帆と呼ばれる帆は、軽量高強度の炭素繊維複合材でできており、
伸縮することができ、最適な風を受けれるように360度旋回します。
また、気象・海象の予測システムと、帆走シミュレーションを組み
合わせ、最適な航路を選びながら航海します。
現在は、帆や船体の設計・開発に取り組んでいる段階で、
私はこの中で船体計画に携わっています。

共同研究は東京大学、海運三社、日本海事協会、帝人、GHクラフトなどです。
参加団体の中で、造船所は大島造船所の1社のみなので、
しっかりと役割を認識し、実現へ向けて頑張っています。

越えるべきハードルは高いですが、夢の実現を狙う心踊るプロジェクトです。
大島は未来の船の開発にも携わっています!