地球にやさしい船づくり
Eco Ship

気候変動問題の解決に向けて世界が脱炭素化に向けて急速に動き出す中、海運・造船業界においても温室効果ガス削減の取り組みが加速しています。当社は、風力を推進力とすることで燃料消費を抑えるウインドチャレンジャー搭載船をはじめ、LNG燃料船やアンモニア燃料船など、新技術の開発と船舶への適用を通じて海上物流の脱炭素化と環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。また、次世代の再生エネルギーである浮体式洋上風力発電所に用いられる浮体基礎の製造についても検討を進めています。

造船技術をもっと詳しく 

(1)海洋環境への配慮

排出油の流出等が発生した場合のリスクに備え、油の拡散防止や回収のためのオイルフェンス、油吸着剤、油処理剤等の資機材を、全ての岸壁に備えています。
また、長崎県北部排出油等防除協議会へ加盟することで、万が一の際は加盟団体同士で協力し、海洋環境の保全に努める体制を整えております。

(2)太陽光発電装置

2011年2月、クリーンエネルギーの導入と社内の省エネ意識の高揚、船舶への適用研究を目的として、第2ハウスの屋上に発電能力50kWの太陽光発電装置を設置しました。第2ハウスの照明約500本はこの太陽光発電装置によって賄われおり、発電状況は第2ハウス入口等で確認できます。　
また、社内照明をLED照明へ順次取り替えており、トイレ、洗面所、通路の照明は人感センサーで点灯・消灯し、節電効果を高めています。

(3)廃棄物の削減・分別・リサイクル

鋼材スクラップの削減や工場内の廃棄物の分別・リサイクル、ペーパーレス化等廃棄物の削減に積極的に取り組んでいます。