小ヶ倉蛍茶屋線の一部で長崎南部へ抜ける道路として活躍しています。
この付近は田上ICも完成し大きく様変わりしています。
私が高校時代(20数年前)に「田上まで高速道路の延伸計画」との新聞の見出しに驚きました。
当時は多良見ICまでで想像も出来ませんでした。
今までにヨーロッパなど行ったことがなく、ましてや直接船社のオフィスを訪問して
自社の船を紹介するというような経験の無かった私にとっては、
大きくプラスとなる貴重な経験をさせてもらえました。
今後もそのような言葉を言われ続けてもらうために、一層努力していく必要があると感じました。
ご安全に。品質保証課 Sです。
当社品質保証課の役割は、船主監督さん・船級検査員さんに対応する
窓口業務がメインです。
具体例を挙げると「造船所内での各種検査への立ち会い」「各メーカーさんで
製作される機器のテスト立ち会い」「建造中の番船に対するコメントの受け付けや
関係各所への連絡および回答の取りまとめ」等を行い、
建造の工程が円滑に進むように努めています。
初期工程の段階から、「ブロック」の段階、ドックでの工事、
進水後の機器のテストなど、建造過程の様々な部分に立ち会うため、
広く知識が必要となります。
しかし、私はまだまだ未熟を痛感することが多いです。
さて先日、建造船の海上試運転に乗船してきましたので、
その様子の一部をご紹介します。
海上試運転は、建造船が予定通りの性能を発揮できていることや、
運航に支障を来すような不具合がないこと、設置している機器類が正常に
動作することなどを確かめるために行います。
救助艇の発進テスト。
遭難者を救助したり救命いかだを曳航したりするためのボートです。
ご安全に!鉄構部 品質保証室のMです。
鉄構部は、公共工事のなかの浮桟橋や鋼鉄製の橋を製作し、
架ける仕事をしています。
品質保証室は、工場で製作された橋の部品(部品といっても10m程度の大きさ)が
図面通りの寸法、決められた品質でつくられているかチェックする部署です。
私が仕事で使っている道具です。
道具選びは重要で、大きくても小さくてもだめです。
精度良く計測出来ることはもちろんのことですが、
自分の間隔としてちょうど良い大きさ重さというのがあるので、
納得した物を使うようにしています。
これらの道具をつかって溶接に不具合がないか、徹底的にチェックします。
部品が完成したら、工場の中で一度組立を行います。
この作業を仮組立てといいます。
仮組立てを行うことで、取り合いの不具合がないか全体的な確認をします。
このときに設計図通りに出来ているか全体の寸法を確認します。鋼は温度によって伸び縮みするので、全体の温度が一定になる夜間に計測を行います。寸法精度は非常に高く、たとえば50mで誤差±1cmに収まるように製作しています。
我々の部署での仕事内容はあまり目立たないものですが、
社会資本として長期にわたって使われるものですから、
そのための品質が必要です。
これからも良いものをつくっていきたいと思います。
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