ご安全に!鉄構部計画課のYです。
私は船ではなく、橋梁を担当しています。
今回は現在担当している「田尻高架橋」についてご紹介します。
この橋は、長崎県雲仙市から諫早市にかけて建設が進められている
「愛野森山バイパス」の一区間に架かるものです。
もうすぐクレーンで架ける作業を迎えます。
写真の右から左にかけて島原鉄道の線路を跨いで架かります。
写真中央に写っているのは同僚で、
右から現地工事担当のYさん・Kさん、設計担当のOさんです。
下の写真は橋脚上からの眺めで、
工場で製作し搬入された橋桁を繋ぎ合わせている状況です。
中ほど斜めに見えるもので約130トン程度の重量で、
「早く吊り上げてくれ!」といったところでしょうか・・・
これらの橋桁は、下の写真の3人(右端が私です)の前に写る
四角い土台の上に設置されます。
橋が出来上がる頃には、
背後の干拓平野の田畑にも鮮やかな美しい景色が広がることでしょう。
角度を変えれば雲仙普賢岳も望むことができます。
この「愛野」界隈、かなりロマンティックです。
皆様も一度訪れて感じてみて下さい。きっと止まりませんから!?
まごころ込めて造った橋が完成し、利用者の皆様に、
「便利になったなー」と喜んで頂けることを願い、今後も関係者一丸となり、
安全第一で仕事に取り組んでいきます。