大阪事務所財経課のTです。
新型コロナ対策で大阪事務所では早朝時差出勤を行っています。朝5時に目覚ましをセットして眠気とも闘う毎日ですが、終業時間も早くなり、明るい内に帰路につけることから、ささやかな帰り道の楽しみを見つけました。
会社から弁天町駅までは送迎バスが出ていて普段はそれに乗っています。4月のある青空の夕方、気晴らしになるかもと思いついて約30分の道のりを歩いて帰ってみました。
川沿いの道を曲がり、横道を入っていくと神社がありました。ふと見ると石柱に「大阪」造船所の文字。大島造船所の歴史もここから始まったと感慨深く歴史散歩の気分になります。
参拝をすませさらに歩き進めると大通りへ出ました。駅までの道のりはようやく半ば、ここで少し裏道へ。
素敵なカフェを見つけてひと休み。
ちなみに、今読んでいる本は、近藤史恵先生の短編集、『ときどき旅に出るカフェ』です。『ふたつめの月』から作品にはまりました。ジャンルはミステリーですが、装丁画も可愛くて読むと前向きになれる本です。
さてお店を出て再び駅へと歩き出すと、空はまだ明るく、すっかり足も心も軽くなって、駅前の街路樹のもと自然に早足になっていきます。駅に着きホームをかけ上がったところでちょうど電車が来ました。この次はまた違う道を歩いてみようかな。