こんにちは!アフターサービス課のI・Kです。
当社建造の船が中間検査のため、中国の青島にある北海造船所に入渠したので、
訪船してきました。青島港は霧に覆われ視界が悪くなる事が多く、
酷い時には港が一時閉鎖される事があります。
造船所の岸壁に接岸していてもこんな感じで視界が悪いです。
造船所に入渠すると、毎朝本船上にて造船所の工事担当者と船主監督が、
その日の作業スケジュールや作業内容に関しミーティングを行います。
本船上でのミーティングが終わると、私も造船所の担当者と工事詳細に関し、
現場にて打ち合わせを行います。(写真右側が筆者です。)
引き渡し時の際は綺麗な外板も・・・約3年も経過すると、
何かしらの要因により傷が入り、傷口に錆が発生しています。
それらの錆を取り、外板の再塗装を行います。
またこの機会に航行中では出来ない修理や、
機関室内の機器のメインテナンスも同時に行います。
工事完了後、打ち上げとして開催された、船主さん主催の食事会に私も招待していただき、
みなさんと楽しいひとときを過ごしました。
中国の方はこのような席ではカンペイ(乾杯)!で一気飲みをされる(させられる)ことが多く、
それにお付き合いするのもなかなか大変です。
就航後の船に訪船出来ることは非常に良い経験です。
数年間使用した後の船のコンディションも分かりますし、
船主さんとの会話の中で、大島の建造船の良いところや改善した方がよい箇所等、
様々なご意見を頂けます。
それらの貴重なご意見を生かし、
更に満足していただける船を建造出するよう“がんばらんば”ですね!