船装設計課のNです。
今回は私の趣味であるケーキ屋巡りについて綴りたいと思います。私はいわゆる甘党で体内で糖分と理想体重、相反する二つの勢力が長きにわたり死闘を繰り広げています。目下の戦績はホークスvsバッファローズくらいです。嘘です、ホークスvs少年野球くらいです。
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中でもケーキというお菓子は、子供の頃は何らかのイベント事でしか食べられないお菓子でした。それゆえか、私の中では今でも特別な存在として甘味の王として君臨し続けています。クリーム、生地、果物、ジュレ、種々の要素がシェフのさじ加減で混在する芸術。盆と正月が一度に来てサンタクロースが爆竹投げてくる様な物です。こわいですね。
いまや社会人の財力を得て、好きにお金を使えるようになって私は変わりました。変わってしまいました。東京旅行の機会があれば六本木のケーキ屋で世界最高峰のケーキに唸り(1つ1000円!)、海外旅行の機会があれば目に付いたケーキ屋に入る。
マイカーも手に入れ、消費文明の体現、資本主義の奴隷として西へ東へ陸路でもケーキ屋巡りの旅が可能となったのです。
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さて、そんな私は長崎県下も相当数のケーキ屋を巡っているのですが、一番お気に入りのお店を紹介しておきます。
サン・オノフレというお店なのですが皆様ご存じでしょうか?ケーキは最終的には好みだと思いますが私の県内最推しはここです。時津方面へ行く機会があれば是非一度おためしくださいませ。
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~以下、推薦文~
人間の感覚というものは相対的なものでそれは舌においても同じです。
つまり均一さよりも多層的な要素が部分を際立たせて豊かな味わいを作り出します。
また、甘みという味覚は非常に強い要素で他の風味を感じにくくさせてしまう欠点があります。
その甘さと風味のさじ加減がその店の味であり、みずみずしいフルーツやワンポイントが合わさりケーキは完成されます。
甘さと風味のバランス感覚においてサン・オノフレのケーキは抜きんでています。クリームは甘く、スポンジ層は甘さ控えめ。クリームの甘みとスポンジの風味はそれぞれを相互補完し調和しています。スポンジはふんわりと柔らかいのに噛みしめるとしっかりしているカステラに近い感じがして面白いです。特徴としてクラッシュナッツの多用があり、食感のアクセント風味豊かでメリハリがきいた味わいに繋がっています。そうした工夫によって一口ごと、フォークで切り取る形によって味のバランスが変わり食べ終わるまで魔法は続きます。
そんなミラクルなケーキはいかがでしょうか。サン・オノフレ、是非お試しください。
P.S.特にチョコレートケーキが極まっていて、クリームとスポンジの間のクリームが染みて甘くなってるスポンジがスペシャルにおいしい、星5。