大島がんばらんば日記
Blog

『橋の工事』鉄構部工事課 H・H

ご安全に。鉄構部工事課のHです。
私は、橋梁の現地工事を担当しています。
今回は、最近完了した「仁摩インター橋鋼上部工事」についてご紹介します。

この橋は、山陰道工事の一部であり、島根県大田市仁摩町に建設されました。
近くには石見銀山遺跡や、サンドミュージアム(一年砂時計)などがあり観光名称 としても有名な所です。

工事期間は11月~3月末です。完成向けて頑張ります。が、日本海側の冬は風が強く、そして凄く寒いです。ほとんど凍ってます。
今年は大雪が降り現地工事ができず、雪かきの日が数日ありました。 この雪の量は、初めての経験でした。

また、工事した時点では島根県大田市は新型コロナウイルス感染者0人の市でした。
我々や協力会社など、他県から現地入りするので、地元の方にはご心配をおかけしました。
コロナ対策にはもちろん西海大島エタノール66を使用しました。
あれこれ取組んでいく中で今回、現場見学会が開催されました。

ご来場いただきました発注者様、工事関係者様ありがとうございました。
マイクを持って説明しているのが、私です。
工事概要と桁を地組した状況を説明している所です。

下の写真は、桁と桁とを連結させるための本締め作業の体験です。
今までは、H鋼など仮部材を使用し本締め体験を行っていましたが、現地工事を共に行っている古城所長の粋なはからいで、架設する主桁への本締め体験を実施しました。

緑のジャンパー:K所長です。パワフルなご指導ありがとうございます!
手順を確認してもらい専用機を使用して高力ボルトに軸力を入れます。
今回の地組桁は、15t程度。長さ26m程度です。
本締した桁がそのまま架設され一生残るということで、感激されていました。

最後に記念の集合写真です。
工事を完了させるには、様々な関係機関の方々との連携が必須です。今回の現場見学会はコミュニケーションの上でも最高でした。今まで以上に鋼橋工事への理解が深まったと思います。そしてこれからの工事へのご協力も得られると思います。

今後とも、周囲の関係者様に感謝しつつ安全第一で仕事に取り組んでいきます。

関連記事

『大家族旅行』 財経部財経課 Y・T

ご安全に!財経部財経課のYです。 財経部は大島と大阪2カ所に事務所があり、私は現在、大阪事務所で勤務しています。 財経部の繁忙期は決算期。4月はずっとその作業に追われます。 ただ年に一度の一大イベントだとも思っていて、忙 …

続きを読む 

『建造課ってどんなとこ?』船殻工作部建造課 H・T

ご安全に! 船殻工作部建造課のHです。私の主な業務内容は、現場支援や工程調整、設計や監督との協議等を行っております。平たくいえば、建造船に関わる方々の間に立ち、流れを円滑に進める役割を担っております。 さて、今回は私が所 …

続きを読む 

『橋梁なども造ってます。』 鉄構部鉄構設計課 M・A

ご安全に! 鉄構設計課のMです。 当社は造船会社ですが、船だけでなく橋梁などの鋼構造物も造っており、 私は主に橋梁の設計を行ってます。(HPの鉄構事業の方もご覧下さい!) 橋というのは、歩いて(または車で)行けないところ …

続きを読む