2023年9月21日、当社が西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)から受注し施工中の「相浦川橋鋼上部工工事」(長崎県佐世保市)において、現場見学会を開催しました。見学会には、交通インフラの整備が進む様子を実際に見ることで鉄構業界への興味を深めてもらうことを目的に、長崎大学工学部社会環境デザイン工学コースの学生48名と教職員4名を招待しました。
本工事は、西九州自動車道佐世保道路における現在片側1車線の対面通行の橋を4車線へ拡幅するために鋼橋を架設するもので、既設橋梁との連結など難易度の高い工事であり、高度な技術、精度管理を要します。
見学会では、NEXCO西日本九州支社の現場事務所にて事業全体の説明をした後、施工する当社の現場事務所にて本工事の概要説明や技術面でのポイント・工夫の紹介をしました。その後、実際に施工中の橋桁の上へ移動し、施工状況を見学してもらいました。学生の皆さんは質問も交えつつ工事現場を熱心に見学されていました。
専門分野を学ぶ学生といっても、実際の構築物を目の当たりにし施工管理の様子を垣間見る機会はなかなかありません。今後も当社は地域のインフラを支える企業として今回のような見学会を提供することを通じて建設業の魅力を発信していきます。
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