2022年5月24日(火)、当社が国土交通省九州地方整備局長崎河川国道事務所より受注した杭出津橋(長崎県大村市)歩道橋の架設工事に際し、実際に橋が架かる瞬間を間近で見てもらう現場見学会を開催しました。
本工事は、交通渋滞緩和などを目的とした国道34号線の大村拡幅の一環として、杭出津橋の車道橋西側(海側)に歩道橋を整備するもので、当社が歩道橋の施工(製作及び架設一式)を担当しています。
今回の現場見学会は、公共事業の目的や必要性、またそれに携わる建設業の技術など、土木工事の役割や魅力を知ってもらうことを目的に、地元の大村工業高校建設工業科の1、2年生71名を招待して開催いたしました。
見学会では、発注者である長崎河川国道事務所の金井仁志所長が拡幅事業の経緯や予想される効果について説明を行った後、当社が製作した橋桁(長さ36メートル、重さ約30トン)を400トン吊りの大型クレーンで吊り上げ、実際に橋桁を正確に所定の位置に架設する様子を興味深く見守りました。
最後に、大村工業高校建設工業科の卒業生で入社3年目の鉄構部工事課の中尾陽さんが、地元で働くことの喜びや、人々のインフラを支える仕事のやりがいなどについて、後輩達に向け熱いメッセージを贈り、最後に全員で記念撮影をして見学会を締めくくりました。