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「e-Oshima」シップ・オブ・ザ・イヤー2019受賞

2020年7月27日、当社建造の完全バッテリー駆動船(旅客船兼自動車渡船)「E/V e-Oshima」が、公益社団法人 日本船舶海洋工学会が選ぶ「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞しました。

シップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年日本で建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船が選考され与えられるもので、 第1回の1990年から数えて今回で30回目を迎えました。
当社は、2012年の石炭船「SOYO 」(空気潤滑システム搭載船)に続き、2度目の「シップ・オブ・ザ・イヤー」の受賞となります。

今回の受賞では、完全バッテリー駆動によるゼロエミッション、自動操船、再生可能エネルギーの遠隔充電への取り組みが高く評価されました。なお、自動操船の実証試験は、国土交通省の「自動運航船の実現に向けた実証事業」の1つに選定され、日本で初めて実施されました。e-Oshimaで培った技術は、船舶の省人化や安全性向上に貢献する先進的技術として、今後日本の内航船等への適用拡大が期待されています。

当社は、今後も省エネ技術や次世代の環境技術に積極的に取り組み、将来のeモビリティー社会の実現に貢献していきます。