当社も参画している「ウィンドチャレンジャー計画」の陸上実証試験が開始された。実験用の帆は高さ20メートル、幅8m。今年9月までに当社関係会社の相浦機械にて効率性や耐久性を確認する。
実用化を目指す載貨重量8万4千トンのばら積み貨物船では、船上に高さ約50m、幅20m、厚さ4mの帆を4基設置。風向きや風速に合わせて帆を上下に伸縮したり角度を変えたりして、より大きな推進力を得る。(風が弱いときは燃料を使いエンジンで航行)
北太平洋航路の往復で30%、貿易風が吹く追い風航路なら50%以上の燃料削減効果が期待できる。2016年の実用化を目指している。
*ウィンドチャレンジャー計画HP