大島造船所物語
Oshima Shipyard Story

明るく、強く、面白く。
地域と共に歩んできた大島造船所の物語。

人材活用の環境整備 – 福利厚生の充実

人材活用の環境整備 - 福利厚生の充実

大島造船所では、工場の操業を始めた昭和49年(1974)以来64年(1989)までの15年間の昭和時代は不況対策のため、平成に入ってからは、バルクに特化した多数隻連続建造方式遂行の生産設備への優先投資のため、従業員用の福利厚生関連への投資が後回しになってきた。

平成11年(1999)度には、竣工隻数が20隻を超え、多数隻連続建造も軌道に乗り、これからは、生産設備に加えて増え続ける従業員対策として、女性用施設の整備と従業員用施設の狭隘化、老朽化への対応が重要になってきた。
取り敢えずは、施設の改造と遊休施設の使い回しで凌いでいたが、そのような取り繕いでは限度があり、本格的な施設の整備を進めていくことになる。

先ずは女性活用の方針の下、平成11年(1999)からの女子技能職採用を始めとして、女性の採用が増えてきたため、平成19年(2007)3月16日に5階建て40個室の女子社宅L棟を完成させた。次に現場用ハウスとして、20年3月21日に第1ハウスの補完用として訓練校横に第4ハウス、22年12月10日に第2ハウスに替わる4階建ての新第2ハウスを建設する。
社宅については、24年(2012)に38年もの使用で痛んでいた水周りのリフォーム(浴室と洗面所取替え、屋外給湯設備の設置)を331戸で実施した。

本館も手狭になってきたので、平成25年(2013)3月25日に本館横に別館を建設する。その別館1階にセブンイレブン大島造船店をオープンした。また、27年3月1日には、ふれあい倶楽部の改修と全従業員用のふれあい食堂を新設オープンした。それに伴い、業務効率化のため、協力会社単身寮食堂とジョナサン食堂を閉鎖し、ふれあい食堂へ統合した。

一方、社員・家族の健康維持については、健康診断に加え、疾病予防のための検診を充実させ、経基職と50歳以上のPET検診、40歳以上の特別検診、配偶者ガン検診等を実施した。これらの検診では、重大な病を初期に発見する事例もあり、その社員はおかげで命が助かったと喜んでいる。

さらなる増産体制のもとでは、必要な人材を採用するため、働き甲斐ある職場を作るために、福利厚生面での充実が重要なテーマとなっていくと思われる。
今後、大島中学校跡に独身寮を建設し、現在の独身寮である「青雲寮」を協力工用に活用することを計画中である。

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