大島造船所物語
Oshima Shipyard Story

明るく、強く、面白く。
地域と共に歩んできた大島造船所の物語。

将来に備えて(2) – 女性が活躍する大島

将来に備えて(2) - 女性が活躍する大島

少子化の影響で、将来、社員採用が困難になったときに備えて、平成11年(1999)から女子現業社員の採用を開始した。そのときは、まだ男子だけで必要な人数を採用できたが、男子の採用難になってから、女子の採用を計画しても手遅れになる。従って、早期に女子を採用し、本格的に女子現業社員が活躍する時代を早く作り上げることにした。
当時、造船会社で女子現業社員を採用しているところは無く、女子現業社員の活用は手探りからのスタートだった。造船現場は男の世界で、職場環境も女性が働くことは考慮されていない。女子現業社員採用に当たっては、現場のトイレ、シャワー室、更衣室、休憩室などを新たに設置し、女子寮も建設した。

平成11年に入社した女子現業社員は4名で、今、この中の一人は班長に任用され、男子社員の部下を従えて毎日の業務に取り組んでいる。今こそ造船他社も女子現業社員を採用しているが、大島が女子現業社員の採用を始めた頃は、大島以外に採用している造船会社は無く、学校に女子の推薦依頼をお願いしても、応募者が1名しかいない時もあった。そのような中で、学校には毎年、女子社員の活躍や、大島が魅力ある会社であることを説明してきた。その甲斐もあり、平成28年(2016)には採用目標である女子社員5名を採用できるようになり、女子現業社員は各職場で貴重な戦力となっている。将来、男子社員の採用が難しくなったとき、現業も事務も含めて女子社員の活躍が今まで以上に期待される。

長崎労働局は当社の女子社員活用の実績に注目し、平成21年(2009)度に大島は女性労働者の能力発揮を促進するための積極的取り組み(ポジティブ・アクション、女性社員の活躍推進)について、造船業という世界で取り組み推進している企業として、長崎労働局長より表彰された。また、22年度には女子社員が安心して働けるように、子育てと仕事の両立支援策に積極的に取り組んでいるとして、長崎県知事より「ながさき子育て支援表彰」を受賞した。

将来に備えて(2) - 女性が活躍する大島