大島造船所物語
Oshima Shipyard Story

明るく、強く、面白く。
地域と共に歩んできた大島造船所の物語。

エコシップが評価される – 内外のシップオブザイヤ-を受賞

エコシップが評価される - 内外のシップオブザイヤ-を受賞

当社建造のDW6万1000t型バルカーが英国の海事紙ロイズ・リスト主催の「ロイズ・リスト・ミドルイースト&インディアン・サブコンチネント・アワード2010」で、「シップ・オブ・ザ・イヤ-」の栄誉に輝いた。
受賞したのは、ドバイの船主向けで、平成22年(2010)4月15日に引き渡された船である。

同船は当社が開発した新型ハンディマックスバルカー「OS-MAX60」の1番船にあたり、次の特徴を備えている。
1.大載荷重量:従来は全長190m未満が常識であったものを200mとし、世界最大の積み量とした。
 2. 低燃費:独自エコ技術、Sea Worthy Bow、Flipper Finの採用
 3. 環境保護規制への対応:低硫黄燃料油専用タンク装備 この受賞は当社の技術力が世界的に高く評価されたものであり、大島造船所にとって大きな栄誉となった。

平成25年(2013)6月20日には、前年7月に引渡した日本郵船向けDW9万1000t型石炭船「SOYO(双洋)」が日本船舶海洋工学会「シップ・オブ・ザ・イヤー2012」の栄光を手にした。
この賞は、毎年日本で建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に最も優れた船に与えられるもので、車の「カー・オブ・ザ・イヤー」にあたるものである。
23回目の本年は、三菱重工業の自動車運搬船「EMERALD-ACE」との決戦投票の末、当社の「SOYO」が選ばれた。

同船は船底から気泡を吹き出して船体と海水間の摩擦抵抗を減らすことで燃費を改善する「空気潤滑システム」を搭載している。世界で初めて、エンジンに送り込む空気の一部を有効利用し、深い喫水の大型船にも適用出来る技術(主機掃気バイパス空気潤滑法)として確立した点が高く評価されての受賞となった。
このように相次いで、内外のシップ・オブ・ザ・イヤ-を受賞したことは、技術開発の継続的な取り組みの賜物であり、今後、一層の励みになってくると思われる。