大島造船所物語
Oshima Shipyard Story

明るく、強く、面白く。
地域と共に歩んできた大島造船所の物語。

取引先との懇親ゴルフ – 大造オープン

取引先との懇親ゴルフ - 大造オープン

創業30周年記念に当たる第24回「大造オープンゴルフ大会」が平成15年4月21日、パサージュ琴海アイランドゴルフクラブで盛大に開催された。「大造オープン」は日頃お世話になっている取引先との親睦を深め合う目的で、毎年秋に開催されるのが慣例であった。しかし、平成13年度からの3年間、危機的状況に見舞われると予測し、早めの諸対策の一環として、「大造オープン」も中止していた。
15年に入り、何とか苦境を克服できる見通しが立ち、2月7日に創業30周年を迎えたことから、13年以来、取り止めていた大会を再開した。記念大会ということもあり、過去最大の58組232人もの参加者で貸し切りのゴルフ場は溢れかえった。

ホールアウト後、会場を大島アイランドホテルに移し、表彰懇親会が開かれた。
30周年を迎えて、今日までの取引先の強力な支援に感謝し、「波瀾万丈の30年」を映像で解説した。また、NHKの「プロジェクトX」で紹介される、苦難の道のりを経て目標を達成する物語に当社の歴史をダブらせて、中島みゆきが歌うテーマソング、「地上の星」の替え歌「明るい星」を女性社員が職場風景の映像をバックに披露した。この歌と映像は会場で大きな反響を呼び、出席者の多くが感動し、その中には涙を流している人もいた。
越えて30年、取引先と苦労を共にして、ここまで来られたことに感謝し、更に30年、取引先と共に歩むことを誓った大会であった。
恒例の「大造オープン」は、第2回大運動会の翌日の昭和50年9月22日、大造会ゴルフ部主催により、長崎国際ゴルフ倶楽部で開催された第1回大会に始まる。昭和61年から平成元年までの不況時の4年と平成13、14年の2年の中断を挟んで今回まで、計24回を重ねてきた。

第1回は、社員40名、取引先6名、計46名の参加者であった。当初は、社員主体の身内のささやかな大会であったが、次第に取引先の参加も増えていき、近年は参加者総数200名以上の大きな大会となっている。開催ゴルフ場は、石盛岳(*1)、武雄・嬉野、三川内(*2)、ハウステンボス、パサージュ琴海へと替わってきた。
(*1)佐世保カントリー倶楽部石盛岳ゴルフコース
(*2)佐世保国際カントリー倶楽部三川内ゴルフ場

「大造オープン」は主に取引先と当社の船と橋を造る人達の集まりである。ゴルフもさることながら、取引先と大島造船所の心を一つにするという目的のもとに行われている。大島造船所の諸々について、皆さんと自由にお話をする場でもある。
ゴルフコースでは、自前のコース攻略ガイドを配布し、各ホール毎にゴルフ川柳を掲げる等、日々の桎梏から解き放たれて楽しんで頂くことと、取引先との結びつきをより高める工夫が凝らされている。担当事務局は毎年、趣向を凝らして、次に何をやろうかと渾身の力で準備を行う。

アイランドホテルでの表彰懇親会では、まず、社長、所長が取引先への感謝と大島造船所の進むべき道、仕事の概略について話し、今後の協力をお願いする。
その後は、表彰とその時々のテーマも織り交ぜながら、ユーモアたっぷりの解説に入る。客席からもヤジが飛び、3分に1回程は爆笑が起こり、歓声があがる。この掛け合い漫才のような情景が取引先との絆をますます強めていくのである。
かくして、ゴルフとその後の楽しい懇親でまる1日を費やす「大造オープン」は、取引先と心を一つにする場として、当社にとって重要な行事となったのである。