大島造船所物語
Oshima Shipyard Story
明るく、強く、面白く。
地域と共に歩んできた大島造船所の物語。


1970〜2003年
1. 新天地を求めて
2. 新会社創業と造船不況
- 9. 誕生 – 昭和48年2月7日、大島造船所創業
- 10. 将来を見越した骨太な建設計画 – 未来志向の荒削りな工場が後の躍進の原動力
- 11. 生まれたときが悪かった – 第1次石油ショックに遭遇
- 12. 住宅用地がない – 住宅用地の確保に苦労
- 13. 希望と哀愁 – 大阪から大島への赴任
- 14. 何とか間に合った – 新工場加工開始
- 15. 歓喜 – 1番船の進水
- 16. 造船バブルがはじけた – タンカーのキャンセル
- 17. 孫の手をひいて – 命名引渡式に町民参加
- 18. 会社の主要機能が揃う – 営業部・設計部・資材部の発足と活動
- 19. 輸出船のクレームに困惑 – クレーム処理に奔走
- 20. さらば大島 – 歌で綴る昭和50年代前半の歴史
- 21. 造船所が多すぎる – 設備の共同処理
- 22. 多角化の始まり – 陸機部の発足
3. 造船ミニブームと再度の不況
4. 再出発
- 31.何が何でもやり遂げる – 新生大島造船所の設立
- 32. 大島ブランドのさきがけ – 大島トマトの栽培
- 33. 戦力温存に成功 – 応援派遣終了
- 34. 明るい大島 強い大島 – 明るい中に強さを秘めた大島を目指して
- 35. 得手に帆を揚げる – バルクに特化
- 36. 思いもかけない「おみやげ」に大喜び – 創業者の「おみやげ」
- 37. 企業活動の根本原理・基本原則 – 経営理念・経営方針発表
- 38. 船が流れる – 台風が大島を直撃
- 39. 「パンセ」してるか! – 志を高く、思考・試行し、そして至高へ
- 40. 星のなる木 – 町民の浄財による創業者のモニュメント
- 41. 大島に若い人の祭りを – 長崎大島トライアスロン大会
- 42. 治にいて乱を忘れず – 急激な円高を予測、非常事態宣言と3B運動
- 43. 時空を超えて – 社内LAN・WANの構築
- 44. 技術で勝負 – 多数隻建造の礎となった「ニュー47BC」
- 45. Z旗からA旗へ – エースフラッグ掲揚
- 46. シンデレラの靴 – 実現不可能と思われたコストダウン達成
- 47. 島のハンディが無くなる – 大島大橋開通
- 48. 電算室が無くなる – ダウンサイジング完了
5. 自立と新たな発展に向けて
- 49. 苦節28年やっと独り立ち – 自立経営へ
- 50. 首相・国王が大島造船所へ – マハティール首相、ハラルド5世国王来所
- 51. 部分最適から全体最適へ – 腹蔵なき議論で全社一丸
- 52. 一衣帯水の国との交流 – 中国との交流の経緯
- 53. 取引先との懇親ゴルフ – 大造オープン
- 54. 地域、国を越えての付き合い – 国内、国際交流
- 55. 株主3社の親心 – 株主3社の暖かい支援
- 56. 地域の大義に殉ずる – 大阪から撤退し、大島に賭ける
- 57. 箱根の山を越えて – 住重からの派遣者
- 58. 造船は大島にまかせた!その思いを社歌に込めて – 大島造船所誕生と継承された社歌
- 59. 後手の前半、先手の後半 – 30年の経営の軌跡
- 60. エピローグ – 明るい大島 強い大島 面白い大島
2004〜2016年
- プロローグ-事業の定義の陳腐化を防ぐために
- 1. デンソーへの応援派遣 -トヨタとのご縁のきっかけ
- 2.県内企業の救済 – 造船以外の仕事を始める
- 3. 息つく間もないコストダウン運動 – Z旗再掲揚と省三運動・CD運動
- 4. 将来に備えて海外展開の第1歩 – ベトナムに設計会社設立
- 5. 大島への生産集中 – ベトナムへの工場進出計画と撤退 地域、国を越えての付き合い
- 6. 大島アイランドホテルの使命は終わる – オリーブベイホテルの開業
- 7. 新旧アーチ橋のコントラスト – 新西海橋の開通
- 8. 未竣工地の埋立 – 総組場・第3岸壁の構築
- 9. 世界一のバルク多数隻建造を目指して – ゴライアスクレーンの増設
- 10. 「バルクに特化」で建造隻数急増 – 建造船700隻突破
- 11. 工作部生産性向上運動 – 「見える化」から「出来る化」へ
- 12. 技術を極める(1) – 新船型開発
- 13. 技術を極める(2) – 省エネ技術開発
- 14. エコシップが評価される – 内外のシップオブザイヤ-を受賞
- 15. 「技術の大島」を深化させる – 研究開発体制の整備と回流水槽の建設
- 16. 会社の枠を超えた技術共同開発 – MIJACの設立と活動
- 17. 将来に備えて(1) – 外国人活用
- 18. 将来に備えて(2) – 女性が活躍する大島
- 19. 人材から人財へ – 社内外での教育
- 20. 人材活用の環境整備 – 福利厚生の充実
- 21. 近隣5町の合併 – 西海市誕生
- 22. 経済効果と地域交流の増大 – 大島大橋の通行が無料に
- 23. 子弟の学力レベル底上げをはかる – 青雲学舎の再開校
- 24. 企業メセナ活動 – オペラリサイタルの開演
- エピローグ