大島がんばらんば日記
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『ある休日』 動力設備部設備課 H・H

こんにちは、動力設備部設備課のHです。
年こそ取っていますが、まだまだ中途入社の1年生です。(笑)
私は造船所において船を造る設備の計画や設備のメインテナンスを
行っている部署に所属しています。

今回は職場の様子ではなく、ある休日の様子をお伝えしたいと思います。

私は以前ボランティア活動をするためにボツワナ共和国(アフリカ南部)に
在住していました。今回、ボツワナ共和国大統領の歓迎イベントが
東京で開催されると聞き、私は週末の連休を利用して参加してきました。


『ライブの様子』


『バンドメンバーと握手をするカーマ大統領』

イベント会場ではボツワナのミュージシャンやダンサーが参加するライブ、
ボツワナの観光を紹介する展示会などが数日に渡り行われていました。

写真は来日していたボーカルのバンジョ・モセレ(写真右)さんと
バンドメンバーのメリキさん(写真左)です。
彼等は、私が住んでいた村の出身だということが判明し、ローカルな話題に
当時の記憶がよみがえりとても懐かしく思いました。

大島で造った船が現地でお世話になった人たちの生活に関わることが
できたら嬉しいなぁと思い、後ろ髪を引かれながら長崎への帰路に就きました。

『精霊流し』  管理部情報システム課 F・H

管理部 情報システム課のFです。
当課では、社内の様々な業務が円滑、かつ効率よく行えるよう、
種々のシステムの開発・管理を行っています。
その中で、私は主に設計部関連のシステムを担当しています。
今回は会社・大島をちょっと離れ、長崎市で行われる精霊流し(しょうろうながし)につ
いて紹介します。精霊流しとは、初盆を迎え家族の元を訪れた故人の霊魂が再び極楽浄土
へと戻っていく際に、精霊船に乗せて見送っていくという仏教行事です。この精霊船は、
各家庭での手作りであったり、業者に注文したり、自治体で出したりと様々です。また、
船の大きさは、一人で抱えて行くような物から、20mを超える様な物まで大小様々です。
一般的によく見られる物は、5~6m前後ではないかと思います。


左上:父の作品 右上:変わった船 下:2連の大型の船

さて、今年は父の初盆でした。父は祖母らの精霊船等を手作りで作っていましたので、
是非とも父の精霊船も手作りで作りたいと思い、兄を中心に製作しました。私も、週末や
お盆の長期休暇を利用し製作に参加。造船マンとしての腕を振るってきました(?)。
いざ作るとなると、図面等は残っておらず、写真を参考に試行錯誤での製作でしたが、
十分立派な物が出来たと思います。

義父の時には、私が中心となって製作しましたが、大島町内の百合ヶ岳の駐車場で誰も
居ない時に作ったり、社宅で作ったりしました。また、長崎までの運搬を考慮し、
組み立て式の小型の船としました。

お金を出して業者に頼めば立派な物ができますが、心を込めた手作りの船に勝る物はない
と思いながら、邪霊除けの爆竹の喧噪の中、父を見送ってきました。